|
■3月4日(土)阪神 チューリップ賞(GIII)
桜花賞を占う意味でも大切なトライアルレースであるチューリップ賞は、武豊騎乗の2番人気アドマイヤキッスが直線の叩き合いをクビ差制して勝ちあがった。3歳牝馬における繊細なトライアルレースをどう乗るか?という鞍上の思惑がアドマイヤキッスを勝たせた要因だろう。徹底した馬込みを避ける騎乗で終始外目で折り合いに専念、直線ではタメた脚を伸ばしただけ。実はそんな騎乗こそが繊細な牝馬のトライアルレースを知り尽くした天才ならではの堅い騎乗なのだ。プラス18キロという成長した馬体からも、本番(桜花賞)に向けてのさらなる上積みを期待していいだろう。
一方、1番人気で4着に敗れたテイエムプリキュアは絶好の位置取りで伸び切れなかったあたり、いかにもトライアルらしい敗戦であり、本番(桜花賞)での巻き返しは必至であろう。加えて今回は直前での乗り代わり(熊沢>上村)も多少なり影響があったと考えられる。残念だったのはラッシュライフ、輸送の影響かマイナス14キロでの出走では厳しい。それでいて掲示板(5着)を確保しているあたりに潜在能力の高さが感じられた。馬体を立て直しての本番に期待したい。
いずれにしても今回のチューリップ賞の結果で、本番がより混戦ムードになった。1つ言えるのは完成に近づきつつあるアドマイヤキッスに対して、今回は人気を分け合った馬達に何らかのマイナス要因が多すぎたということ。果たして本番の桜花賞では? |
|