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■5月13日(土)東京 京王杯SC(GII)
降りしきる雨の東京競馬場で行われた第51回京王杯SCは、前走でG1ウィナーの仲間入りを果たした単勝3番人気のオレハマッテルゼが序盤から先手をとり鮮やかな逃げ切り勝ちを収めた。59キロの斤量を課せれながらの鮮やかな逃亡劇に後続の追撃は完全に封じ込まれてしまった。3コーナー過ぎで楽に先手を奪ったオレハマッテルゼは終始マイペースでレースを進めことができた。直線に入っても鞍上柴田善騎手の手綱はピクリとも動かず、力の違いとさえ感じさせてくれるレース内容であった。
関西馬ながらも東京コースでは7割超の連対率を誇っており、この勝利で東京コースでは5勝目を数える巧者ぶり。前走の高松宮記念(中京コース)からしても、左回りというものに高い適性があったことが勝因として上げられる。騎乗した柴田善騎手からも次走安田記念への抱負として、「パワーアップしている、自信を持って乗ることができる」と力強い発言もあり、これで安田記念(6月4日 東京G1 芝1600m)の最有力候補へて躍り出た。
尚。2着には控える形で後方から脚を伸ばしてきた5番人気のインセンティブガイが入り、気ムラな一面が待機策により好転した結果ともいえる。逆に1番人気で6着に敗れたシンボリグランの敗因だが、4角では2着になったインセンティブガイと同位置にいながらも直線では持ち味の決め手を欠いてしまった。雨により多少緩んだ馬場状態というものが微妙に影響したものと考えられる。残念なのは最後方から猛追してきた2番人気のテレグノシス。4角で大外を回りながらも、直線最後方から3着にまで押し上げてきた末脚には陰りなど感じられないもの。シンボリグラン同様、当日の馬場状態というものが何とも悔やまれた。
安田記念の前哨戦は終わった。舞台はさらなる絶対能力が問われる府中の1マイルへと移り変わる。本番での再戦が俄然興味深いものとなった。
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