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■5月21日(日)中京 東海S(GII)
交流GI帝王賞を睨む上でも重要な1戦となった第23回東海Sは、単勝5番人気の伏兵ハードクリスタルが好位から直線で鮮やかに抜け出しレースを制した。終始内目の経済コースに進路をとり馬をじっと我慢させ、直線では絶妙なタイミングで外へと持ち出した藤岡騎手の好騎乗が光った。レース前のパドックでも抜群の気合乗りを見せていたことからも、暖かくなって馬が良化傾向にあったことが勝因として上げられる。
尚、2着にも好位を進んだ3番人気のマイネルボウノットが入り、距離への適正の高さというものを十分に伺わせてくれたレース内容であった。敗れはしたが当日の馬体重がプラス8キロと若干太目残りでもあり、ここを叩いての次走というものに期待が膨らむ今回の惜敗。
圧倒的な支持を集めながらも13着に大敗した1番人気のヴァーミリアンだが、当日の馬体重が示すとおりマイナス21キロという馬体では厳しい。ダートで底を見せていない馬でもあり、馬体を立て直しての奮起に期待したい。一方、2番人気で5着に敗れたヒシアトラスだが、後方からレースを進めながらもいつものレース巧者ぶりに冴えがなかった。前2年の同レースにて6着、3着と負けていることからも、舞台への適正というものに若干疑問が残ったレース内容であった。
交流重賞も含め混沌としているダート路線ではあるが、ハードクリスタルのような実績馬が復活を遂げるのは何とも頼もしい限り。これからが旬を向かえるダート戦線。実績馬にはその強さを、そして上がり馬には果敢な姿勢というものを存分に見せてもらいたいものだ。季節とともにダート戦線はこれからが熱い。
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