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■5月27日(土)中京 金鯱賞(GII)
あのサイレンススズカが、そしてタップダンスシチーが先頭で駆け抜けてきた中京伝統の金鯱賞。今年のレースを制したのは岩田康騎手騎乗の3番人気コンゴウリキシオー。好スタートから先手を奪うと終始マイペースで逃げ脚を伸ばし、ローゼンクロイツ(2着)に3馬身差をつけての鮮やかな逃走劇であった。
この勝利で昨春のきさらぎ賞以来念願の重賞2勝目のタイトルを手にすることとなった。長期休養明けを使われながら確実に調子を上げてきたことが勝因として上げられる。メンバー構成からも、単騎逃げでレースを進められたことが好走へとつながったもの。昨春はクラシック戦線にも駒を進めた実績馬が、ようやく馬場のいい中京で完全に本格化を告げる勝利となった。
1番人気で2着したローゼンクロイツだが、道中は内目で折り合いながらレースを進めるも、勝負どころでの反応の悪さというものが勝ち馬との差につながってしまった。中京記念(2着)の実績もあるが、忙しい小回りコースの適正に若干疑問の残るレース内容でもあった。 鞍上に武豊を配して2番人気でレースを向かえたエリモハリアーだが、4角ではローゼンクロイツより一歩先に動くも、直線では伸びを欠いて3着に敗れた。それでも悲観すべきレース内容ではなく、ここを叩いての次走に期待がもたれる。
中京コースには特異性がある。中京コース特有のスパイラルなコーナーというものは、レースにおいて馬が備え持つ脚質での明暗を完全に分けてしまう。反面、騎乗する騎手の仕掛けどころや駆け引き、内外のコース取りなどを見る上では大変興味深いコース形態ともいえるのだ。
勝ったコンゴウリキシオーの出走は未定だが、金鯱賞組の次走には宝塚記念(6月25日 GI 阪神 芝2200m)が有力である。舞台が変わって金鯱賞組の好走に期待したい。
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