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■10月1日(日)中山 スプリンターズS(GI)
今年は終了したサマースプリントシリーズの余韻も覚めやらず、グローバル・スプリント・チャレンジの第6戦(全7戦)という冠もついていたことから、大変注目度が高まったスプリンターズS。そんな今年のレースを制したのは、現在グローバル・スプリント・チャレンジのトップをひた走る馬で、シリーズチャンプに確定の赤ランプを点すためにも本気で勝ちにきた豪州のテイクオーバーターゲット。単勝1番人気に見事に応えた圧倒的な勝利であった。
レースは前半からテイクオーバーターゲットと、サイレントウィットネス、ステキシンスケクンといった外枠の馬がハイペースで引っ張る激流であったが、勝ったテイクオーバーターゲットは直線に向いても脚色1つ乱れることなく、逆に追いすがる後続との差を広げての圧倒的なパフォーマンスであった。2着に粘ったメイショウボーラーに2馬身半というスプリント戦においては決定的な差をつけての完勝劇。雨の影響もあり勝ちタイムこそ1分8秒1と平凡なものであったが、絡まれながらも自らが演出した前半32秒台のハイラップを耐え凌いでの勝利だけにその価値は極めて高いものであったといえる。
尚、3着には最低人気の3歳馬タガノバスティーユが後方から内をすくいメンバー最速の上がり34秒3の脚で追いすがったが、ゴール前3着に上がるまでが精一杯の競馬であった。日本馬の中ではサマースプリントシリーズを制し、単勝でも2番人気に支持されていたシーイズトウショウの走りに注目が集まったが、直線の急坂で伸びることなく8着に敗れた。やはりサマースプリントシリーズの初代王者を目指し、中1週で勝ちにいったセントウルSの疲労と、もともとは苦手としている中山の急坂がこたえた格好ではなかったか。
今回のテイクオーバーターゲットの勝利をうけて、オセアニア馬が持つタフネスさにはあらためて驚嘆させられた。7歳にしてあのスピードと心肺機能というものは、日本馬にはない類まれな競争能力だといえる。骨格がしっかりとした強靭な腰の筋肉から繰り出される圧倒的なスピードは、鍛え上げられたサラブレッドの姿というものを我々に強く印象づけた。あのタフネスさは日頃から培われているトレーニングの集大成だといえるもの。豪州競馬に学ぶべき課題もまだまだ多いことを実感させられた今回のレースではなかったか。
江戸川コナンの競馬ブログ:「江戸川コナンの探券帝王学」 |
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