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■10月8日(日)京都 京都大賞典(GII)
秋の京都開催の訪れを告げる第41回京都大賞典が、8日良馬場の京都競馬場芝コースで行われた。毎年のことだが、今年も例年同様に開幕週という絶好な馬場コンディションに加え、ゆったり流れて決め手勝負になりやすい京都2400mという舞台の特徴が、最大限に引き出されたレース決着となった。今年のレースを制したのは、単勝2番人気に支持されていたスイープトウショウ。極端に遅い勝ち時計:2分31秒5が物語るように、超スローペースからの決め手勝負を制した今回の勝利。
レースはローゼンクロイツが逃げるという意外な展開。その流れを終始中団で脚をためていたスイープトウショウが、直線で内から馬群をこじ開け、上がり3ハロン32秒8という強烈な決め手を見せた。勝負どころの3、4コーナーで、各馬が一気に仕掛けていった際にも、勝ったスイープトウショウは内でじっと我慢し、ワンテンポ遅らせて直線で内から鮮やかに突き抜けた。昨年のエリザベス女王杯を制したのちに、骨膜に見舞われ11ヶ月というブランクののちに成し遂げた今回のGII制覇。尚、2着にはスイープトウショウと並んでメンバー最速の上がり(32秒8)の脚で、外から猛追してきた7番人気のファストタテヤマが入った。直線では外にヨレてまともに追えない場面がありながら、それでいて勝ち馬に並ぶ最速上がりタイムでの2着好走は評価していい。
このレースの1番人気に支持されていたインティライミは、終始好位でレースを進めたが直線で伸びきれず残念ながら7着に敗れた。休む前の阪神大賞典でも、勝ったディープインパクトから24馬身遅れての8着(9頭立て)そして、この秋の大きなところを視野に入れる為にも、何が何でも賞金の上積みを絶対条件にしていた京都大賞典でも大敗。少し時間をとっての立て直しに期待したい。
本来は叩き良化型のスイープトウショウ。昨年の秋緒戦に使った毎日王冠でも6着に敗れていた。そして今年は1800mの毎日王冠ではなく、あえて2400mの京都大賞典を秋緒戦の舞台に選んだ陣営のジャッジも素晴らしいといえる。GT3勝、その中にはあのハーツクライを破っての宝塚記念制覇という牝馬にとっては歴史的な快挙と呼べるべき勝利も含まれている。粋な京女から始まったスイープトウショウの歩み。既に彼女の歩みは、女王を超え歴史的な名牝と呼ぶに相応しい域へと入ってきている。秋のGT戦線はこれからが佳境。強い牝馬に挑む牡馬陣の奮起にも期待したい。
江戸川コナンの競馬ブログ:「江戸川コナンの探券帝王学」 |
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