|
■10月29日(日)東京 天皇賞秋(GI)
悠仁親王殿下御誕生慶祝・第134回天皇賞・秋が、29日晴れ良馬場の東京競馬場芝コースで行われた。夜半から降り続いた雨の影響も懸念されたが、28日には2歳未勝利戦(芝2000m)でレコードも出ていた絶好な芝コンディションに影響を与えるほどの雨量ではなかった。古馬の頂点、そして歴史ある天皇賞の盾に今年馬名を刻んだのは、単勝4番人気に支持されていたダイワメジャー。
勝ったダイワメジャーは好スタートから先手を奪ったインティライミの2番手を進み、直線に向くと馬場の真ん中から早め先頭に踊り出ての快勝劇であった。前走の毎日王冠で苦手とされた東京コースを克服しており、その勢いのまま1ハロンの距離延長にも対応した今回の勝利。毎日王冠も大外枠からの競馬で今回と同じように番手を進む競馬で勝ち上がっていたことから、外枠から内を見る形でスムーズにレースが運べたことが最大の勝因ではなかったか。騎乗した安藤勝騎手も前走の毎日王冠のレース後に、「距離は関係なかった。枠だよ、枠。外じゃないとね」と、外枠からスムーズにレースの流れに乗れたことを勝因に挙げており、まさに理想がかなったといえる今回のレース環境。
尚、2着は中団から差し脚を伸ばした7番人気のスウィフトカレントが巧みなコーナーワークを利して食い込んだ。GI初挑戦ながら非凡な決め手と、サマー2000シリーズを制している距離適正にはやはり目を見張るものがあったといえる。3着にも4角10番手からメンバー最速の上がり(34秒2)で前を急追した2番人気のアドマイヤムーンが入ったが、勝負に絡めるまでには至らなかった。1番人気に支持されていたスイープトウショウは5着、そして注目のコスモバルク(3番人気)も4着と、掲示板確保が精一杯のレースになってしまった。
ダイワメジャーに跨った安藤勝騎手は、同馬とのコンビで今年3つ目の重賞制覇が天皇賞という相性の良さ。ダイワメジャーを管理する上原厩舎も04年に同馬で制した皐月賞以来のGI制覇となった。コンマ6秒差の中に7頭がひしめくという混戦であったが、先行勢が崩れる中を4角2番手から押し切ったダイワメジャーの強さは圧巻といえる。500キロを超す美浦の調教横綱が、関東の砦を守った第134回天皇賞・秋。秋の深まりとともに「競馬の秋」は、いよいよ架橋へと向かっていく。
江戸川コナンの競馬ブログ:「江戸川コナンの探券帝王学」 |
|