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■11月12日(日)京都 エリザベス女王杯(GI)
古馬最強牝馬スイープトウショウの連覇か?それとも、無敗の3歳2冠馬カワカミプリンセスか?両馬の初対決に俄然注目の集まった第31回エリザベス女王杯が、12日良馬場の京都競馬場芝コースで行われた。そんなレースの結末は思いもよらぬハプニングにより急転回した。2分11秒4という勝ち時計でカワカミプリンセスが先頭でゴール板を駆け抜けた。誰もが1度は無傷の6連勝による新女王の誕生を素直に受けた。
しかし、カワカミプリンセスが先頭で駆け抜けたこのレースには審議のランプが点っていた。横に広がった真ん中から最後の直線に向いたカワカミプリンセス。本田騎手も左ステッキでカワカミプリンセスにゴーサインを送る。それに応えるように反応を示したカワカミプリンセスであったが、右斜め前方に進路をとったことから、内側にいたヤマニンシュクルの進路をカットしてしまった。1000mを57秒台で飛ばし脚をなくしていたシェルズレイの前に出てからは抜群の勝負根性で他馬を圧倒した。最後の直線でヤマニンシュクルの進路が狭くなったことによる審議のランプ。長い審議となり何度となく審議対象となった最後の直線映像がターフビジョンに映し出される。確かに前を塞がれたヤマニンシュクルの四位騎手が立ち上がっている。そこには左ステッキにより右斜め前方に進路を変えるカワカミプリンセスの馬体が鮮明に映し出されていた。
ようやくレースに確定の赤ランプが点る。1着の掲示板に16番の馬番はない。1着入線のカワカミプリンセスが12着に降着。それを受け2位入線のフサイチパンドラ(7番人気)が繰り上がりでエリザベス女王杯を制す結果となった。無敗ロード、そして1番人気を背負ったカワカミプリンセスにとっては、先頭でゴール板を駆け抜けながら悔やみきれない無念の降着処分となってしまった。尚、2着にも繰り上がりでスイープトウショウ、そして3着にも同じくディアデラノビアが入るという後味の悪い結果でレースを終えた。
その瞬間、無敗でオークスを、そして休養明けで秋華賞を制した底知れぬプリンセスの無敗神話に終止符が打たれた。しかし、見る者すべての記憶の中には、カワカミプリンセスが勝ったエリザベス女王杯としか映らないレースであろう。誰もがその強さを認めた敗戦。果たしてどこまで強いのか?彼女の本当の強さを知る戦いは、今日の敗北により始まったと筆者は考えたい。レースとはフェアなルールのもとに行われるべきもの。降着処分という判断を下したJRA側の裁決は、レースを管理する主催者側としてのフェアプレイではなかったか。いずれにしても、次走のカワカミプリンセスが見たいという気持ちが高まったレースである。
江戸川コナンの競馬ブログ:「江戸川コナンの探券帝王学」 |
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