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■12月9日(土)阪神 鳴尾記念(GIII)
今年から阪神外回りコース1800mを舞台に行われることになった伝統ある第59回鳴尾記念が、9日良馬場発表ではあったが小雨の降りしきる阪神競馬場で行われた。今年のレースを制したのは、単勝1番人気に支持されていたオリビエ・ペリエ騎乗のサクラメガワンダー。レースはマルカシェンクが前半1000mを61,2秒で通過するスローな流れ。そんな中、勝ったサクラメガワンダーは道中内目の3番手で折り合う理想的なレース運び。直線に向きゴーサインが出ると前で逃げ粘るマルカシェンク(2着)を、ゴール寸前で鮮やかに差しきった勝利。
鞍上のオリビエ・ぺリエは、昨年の未勝利戦でも同馬とのコンビで勝ち鞍を挙げており、これで2度の騎乗機会でともに勝ち鞍を挙げるという相性の良さ。サクラメガワンダーの父:グラスワンダーは、97年に朝日杯を圧勝、そして98,99年に有馬記念連覇と、3年間にわたり冬競馬のチャンピオンホースであったこともあり、昨年同時期に3連勝を飾っている代表産駒のサクラメガワンダーも、父から受け継ぐ冬馬としての存在感を十分に示した今回の勝利ではなかったか。
尚、戦前の予想に反して先手を奪い2着に逃げ粘ったマルカシェンクも、復活に手ごたえを感じさせる十分なレース運びで、奇しくも昨年の同時期にクラシックの最有力候補に挙げられていた3歳馬2頭によるワンツー決着となった。3着にも後方から唯一脚を伸ばしてきたホッコーソレソレーが入り、終わってみれば新設された阪神外回りコースという舞台に相応しい1〜3番人気馬達による人気順の入線となった。
スローな流れであったが勝ちタイムは1分46秒9。そして実績馬による人気通りの決着からして、従来の荒れるハンデ重賞:鳴尾記念の面影は完全消え去ったといっていい。すべてが結果に結びつくものでもないが、夏競馬や冬競馬に代表されるようにサラブレッドの競争成績には季節というものが密接に絡んでいる。厳寒期の冬競馬はこれからが本番。馬の体質面も問われてくる難しい競馬の季節が続く。
江戸川コナンの競馬ブログ:「江戸川コナンの探券帝王学」 |
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