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■根岸S(GIII)の展望
フェブラリーS(2月18日 東京 ダート1600m GI)の前哨戦だが、本番へは直結傾向にはない根岸S。開催時期の変更もあってか前走ガーネットS組が4年連続で連絡みを果たしているレースでもある。03年の中山開催(ダート1200m)以降のここ3年は、前半の3ハロンでも34〜35秒台で流れており、ダート1400mにしては比較的平均に近いラップを刻んでいるレース。
面白いのは、ガーネットSから挑んできたここ3年の勝ち馬が、そのガーネットSよりもここで着差を広げ、レース内容も良くなっていることである。04年の勝ち馬シャドウスケイプ(ガーネットS3着)は、ガーネットSでは3馬身半離された2着のブルーコンコルドを相手に逆に大きく大勝している。一昨年は勝ったメイショウボーラー(ガーネットS1着)が、ガーネットS時では3馬身差あった2着馬との差を、このレースでは7馬身と大きく水をあけている。そして昨年においては、勝ったリミットレスビット(ガーネットS1着)が、ガーネットS時のクビ差という着差を2馬身差にまで広げ快勝している。
つまりは、1200mよりも1400mという舞台に距離適正をもっていた馬達であったといえる。紐解いてみると、シャドウスケイプにおいては交流重賞ではあるが、グランシャリオC(ダート1600m2着)や、名古屋優駿(ダート1900m2着)などという比較的長い距離にも実績を持っており、メイショウボーラーにしても言うまでもなく芝A級マイラーの存在、そして昨年のリミットレスビットにいたっても、未勝利戦をダート1800mで勝ちあがっている馬でもあった。
したがって、このレースの攻略には「ガーネットS」「距離の融通性」という2つのキーワードが必須であると考える。ではそんなコンセプトで今年の出走メンバーを占ってみよう。注目はギャラクシーSを快勝しここへと挑んできたシーキングザベストだろう。東京ダート1400mのレコードホルダーでもあり、1400mでは6勝を荒稼ぎしている無類の巧者と呼べる存在。東京ダートも2戦2勝で、この馬の中心は動かしがたいか。
そして昨年の覇者であるリミットレスビッドにも注目。前走ガーネットSでは59`を背負い2着に好走。8歳馬とはいえその能力に陰りは感じられない。その他ではガーネットSでテンの3ハロンを32秒7というオーバーペースで飛ばし潰れたジョイフルハートの巻き返しにも注目。デビューから11連続連対してきたこの馬の競争センスは脅威である。
東京ダート1400mを得意としているボードスウィーパー、トウショウギア、オフィサーあたりの参戦もあってかなり面白いレースになりそうである。さて、その結果やいかに・・・。
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